地域ネコ
人間の都合で捨てられたノラネコを地域ネコとして世話をしていく制度が各地のネコ好きの人たちでひろがりつつある。捨てられたネコがひもじい思いをしないようエサやりを分担したり、避妊手術代を出し合ったりして、個人の経済的負担を軽くしていく制度だ。動物愛護の精神で地域ネコとして管理することにより、ネコ嫌いの方にも理解を深めてもらい、そのことで地域の絆づくりにも貢献しているのである。
大村公園玖島崎にもノラ猫が数匹いるようだが、その中でもいちばん人なつっこいのが大村高校艇庫ふきんに棲みついているメスネコの“ブス”だ。道ばたでよく見かけるので数人の方が時々エサを与えているようだ。公園内なので民家がなく、ノラネコ苦情はないが、交通事故や虐待がないかと心配はつきないのである。
ノラネコ生活をしていた愛猫のモモ。昨年暮れにシッポを傷つけてまもなく一か月を迎える。不自由さももう少しの辛抱だ。
天気晴朗なれども波高し
冷たい雨もやみ日ざしがもどった今朝の大村湾で、なまこ漁を終えた船が一斉に帰還する光景をみることができた。昨年の11月23日に始まったなまこ漁は残すところあと一か月。朝早く出漁した漁師たちが、寒風のなか船団を組んで港へ帰るさまはなかなかに勇壮なものである。
来る1月29日(日)、長崎空港において国際テロが発生したとの想定のもと、国民保護法に基づく「国民保護共同実動訓練」が実施される。空港でのテロ訓練は国内はじめてのことであり、当日は内閣府、長崎県、大村市が一体となった大がかりな訓練となるようだ。
世界初の海上空港である長崎空港がテロ対策の訓練地に選ばれたのは、日本の最西端の国際空港で、緊張する東アジアに近く、また混迷する普天間ヘリ基地移転の地ならしの意味もあるからだろうか。当日のものものしさを考えるとなにやらきな臭いにおいがしてくる。
大村市の品格
大村市が昨年も募集した「大村市景観百選」をあらたに募集している。募集のコンセプトは「残しておきたい大村市の美しい景観」「思わず絵に描きたくなるような景観」を写真やスケッチの作品にして応募する。前回募集は応募が少なかったので2年連続の募集となっているようだ。景観百選ともなれば募集も選定も大変だろう。ふるさとの景観や生活環境に市民が目を向けるのは大変よいことで関係者の努力に感謝したい。
さて、大村市は来たる2月11日に市政70周年の記念すべき日を迎える。しかしこの輝かしい年の初めに職員による多額の公金横領事件が発覚。さらにこの事件が深刻さを増すのは、被疑者が自殺して大村市が今年から力を入れはじめようとしていた自殺防止対策が空しくなるような事件への対応がなされていたのではないかということだ。
ここ一年半の間に、職員や保育所経営者による公金使い込みが頻発している大村市。はためからは人口増加で発展しているように見えるが、地方自治体としての品格や綱紀は全国最低ランクであろう。市役所の真裏にあって、守らなければならない都市公園の中でギャンブルを施行し、さらに市政広報で市民にしつこく博打をあおり、身内の職員には上から下までギャンブルを奨励し、庁舎内で白昼堂々とレースの予想がされている現状はまさに伏魔殿そのものである。その伏魔殿に君臨している松本市長が市民に出したお詫びのコメントはわずか数行のありきたりのコメントでしかなく、過去に何度も出されたお詫びのコメントをコピーしているかのような内容だ。今回の不正事件は氷山の一角とみるべきで、大村市が所轄する各種の補助事業は不適格な管理体制が放置されたままになっているのではないか。チェックすべき立場にある大村市の幹部連と、増え続ける補助事業を放置してきた市議会の猛省を促すものである。
このような大村市の現状をふまえ、「玖島崎の自然を守ろう」は「大村市景観百選」にさきがけて大村市の景観を少しでも良くするために「残しておきたくない大村市の醜い景観」「思わず目をそむけたくなるような景観」のベスト3を選定した。それぞれに意見があろうかと思われるが「おおむらの未来」はどうあるべきかを考えて独断に選定したものだ。
大村公園玖島崎の入口にある大村市役所正面の光景。
市民の憩いの場である玖島崎キャンプ場の展望台から見る大村湾の景観。
文化的価値の高い玖島崎の石垣群を取り壊して建設されているボート場裏の船着場。
